くまちゃんとわたし

育児や日々の暮らしについて

生後4ヶ月、保育園に預けて思うこと

こぐまちゃんが保育園に入園しました!おめでとう。
妊娠がわかった時から、0歳児で保育園に入れて仕事復帰しようと思っていたけど、いざ予定通りに入園してしまったらとても寂しいです。
正直もっと休めばよかったとか、今からでも仕事を辞めてもっと家で育てたいと思ってしまうけど、色々考えてこの選択でよかったと思うことにします。というか、そう思うしかない。
慣らし保育から帰ってきてお家で眠っているこぐまちゃんの顔を見ていたら、決心が揺らいでしまいそうなので、そんなときに読み返すために今の気持ちを書いておきたいと思います。(長いです。)

そもそもなぜこんなに早く保育園に入れることにしたのかというと、理由は2つあります。
ひとつは自分に母性があるか、ちゃんと育児ができるか自信が持てなかったこと。
わたしはこどもが苦手で、親戚や友達のこどもにもどう接していいかわからないし、こどもといるより大人といる方が断然楽しい!と思っていました。
だから昔から自分がこどもを持つというイメージが全然なくて、妊娠がわかってからも生まれてくるこどもを可愛いと思えるか、産休・育休中は毎日毎日家でこどもと2人きりで過ごせるか不安でした。
以前いとこが、「仕事でこどもと過ごす時間が限られるからこそ大事にできる。育児だけしていると逆にしんどい。」と言っていたのが頭に残っていて、優しくて良いお母さんになりそうないとこでさえそんな風に言うのだから、お母さんになる自信がないわたしはなおさら仕事でこどもと離れる時間を持ったほうがいいんじゃないかと思いました。酷い話だけど、生まれたこどもを可愛く思えなかった時のために、仕事という逃げ道を残しておこうという考えです。
もうひとつは仕事のこと。妊娠がわかった時は、人事異動の直後でした。
あたらしい部署では同僚に恵まれて、仕事も面白くて、社会人になって10年以上経ってようやく仕事がたのしくなってきたところだったので、出産後なるべくブランクを作らずに同じポジションに戻りたくて、0歳児で保育園に入れて仕事に戻るという選択をしました。

でも、いざこぐまちゃんを保育園に入れてみて、やっぱり日々成長していく姿をそばで見ていたいという気持ちが出てきました。
後悔しないといえば嘘になるけど、過去のわたしはお母さんになるのが怖くて、仕事も楽しくて、色々考えた末に0歳で保育園に預けると決めました。
それに、赤ちゃんをかわいがれるか不安に思っていたあの時のわたしが、いまこうして離れるのが辛くてたまらなくなるくらいこぐまちゃんが大好きになれていることを知ったらきっと安心すると思います。
保育園入園という区切りがあったからこそ、こうしてこぐまちゃんと一緒にいられる時間の大切さに気づいたわけで、ずっと一緒にいた間は「早く寝てくれないかな」とか「自分の時間欲しいな」と思うこともありました。
こぐまちゃんがご機嫌でひとり遊びをしている時は、自分も動画を見たり本を読んだりして好きなことをしていたこともありました。(それが悪いことだとは思わないけど。)
もし育休がもう一年あったら、今だに一緒にいられる時間の貴重さに気づかずにいたかもしれません。

まだしばらくめそめそするけど、寂しさだけに囚われずに前を向いてすすめるように、今このタイミングで保育園に入れることの良さのほうに目を向けたいと思います!

  • お母さんとずっと2人でお家にいるのもいいけど、保育園で先生やお友達からいろんな刺激を受けつつ、頑張って働いているお母さんに一緒にいる時間は少し短くてもその分精一杯愛情を注い育ててもらうのもこぐまちゃんにとって悪くないかもしれない。

  • わたしが働くことで経済的な余裕が生まれて、いろんなところに連れていってあげられるし、欲しいものを買ってあげられる。

  • 仕事に復帰したら職場の先輩ママさん、パパさん達や保育園の先生たち、ママ友(まだいないけど・・・笑)とつながることができるので、子育て情報が集めやすくなる。

  • 短い育休だったけど、その分幸せな思い出ばかりになった。育休中は赤ちゃんと2人きりで孤独になるんじゃないかなと思っていたけど、くまちゃんが育休をとったり在宅勤務をしてくれたおかげで、実際はひとりぼっちの時間はほとんどなかった。4月からくまちゃんの会社の在宅勤務制度がなくなり、育休を続けていたら本格的にワンオペになっていた。もしかしたら楽しいことばかりじゃなくなっていたかもしれない。

こんな感じで自分を必死で奮い立たせていますが、まだ気持ちがぐらぐらしていて、こぐまちゃんが保育園に行ってしまった後で空っぽのお布団を見ては涙が出そうになるような状態です。(笑)
とりあえず仕事に戻って、どうしても後悔するならまた考えよう・・・。
仕事が始まったら忙しくなってきっと気がまぎれるだろうけど、今の気持ちを忘れたくないなとも思います。
保育園入園を機に子育てって一瞬一瞬が貴重なんだと気づけたのは、お母さんとしてちょっとだけ成長した証なのかも。
ほんとに育休中はくまちゃんとこぐまちゃんとずっと一緒にいられて幸せだったな。
こぐまちゃんが泣いたり笑ったりした時に、くまちゃんと一緒に喜んだり心配したりしたこと。
こぐまちゃんが寝たあとでくまちゃんと午後のおやつタイムをしたこと。
こうして書いてみるとなんでもないことばかりだけど、家族全員がお家で長い時間を一緒に過ごした特別な4ヶ月でした。
こんな時間はきっとこの先もうないんだろうなと思います。寂しくてたまらないけど、
楽しかった記憶を原動力に、仕事頑張ろう!
とりあえず、仕事に着ていく服探さないと・・・。(笑)